エアコンクリーニング 個人様

なぜエアコンは汚れがつくのか?

エアコンを自分でクリーニングする場合のリスク

  • 壊れる: 専門知識や技術がない場合、適切なクリーニングができない可能性があります。最悪の場合エアコンが動かないばかりか、ご自宅の火災の原因につながる恐れがあります。
  • 安全上のリスク:作業には、高所作業や高電圧部品が危険があります。足場がしっかりしていない場所での作業は思わぬ怪我を引き起こしたり電源ケーブルを繋いだまま作業を行うと感電などの危険性があります。
  • 効果の不確実性: 薬局やホームセンターで販売されているいわゆるエアコンスプレーは匂いをつける商品で、軽度の汚れしか対応できません。送風ファンを歯ブラシなどでつつくと、汚れが降ってくるので更に悪化します。

ポイント

エアコンは、空気を吸い込んでその空気を送り出す機械です。作動している間ずっと空気中に浮遊するホコリ、細菌なども一緒に吸い込みます。フィルターで全てをガード出来ればいいですが、すり抜けてしまうホコリが内部に侵入します。

冷房や除湿をつけると、冷たい風を出すために、アルミフィンという部品が冷やされます。その際に、外部との温度差により、結露して水が流れていく仕組みとなっています。

結露した水を排水するため受け皿があり、そこを経由して水が外部へつながるドレンホースを通って外へ流れます。内部乾燥など行われても、一気に水がサッーと抜け出るわけではないので、ハイシーズンの使用時期は、受け皿に水が満水状態が続いているので、お風呂場を出た直後より湿気が高い状態が維持されています。

カビの発育条件として、エサ(埃)、温度、湿度が求められるのですが、密封されたエアコンの中はカビの発育に非常に適した条件となっているので、使えば使うほどカビが成長していきます。

カビの侵食は受け皿(ドレンパン)、送風ファン、風向版、アルミフィンと段階的に汚れが広がっていくので、風向版などに汚れが見え始めた時にはすでに奥まで汚れが広がっている状態で、赤信号になっている場合がほとんどです。

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