ワックスと剥離作業

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広島で一番こだわりの清掃屋さん広島ビル・メンテの沖本です。

弊社が選ばれる3つのこだわり

・コーティングの特性を持ったワックスの為、再々のワックス掛けが不要
・床に合わせた剥離剤を使用するので、床を傷めない。
・何度も剥離剤を撒かずに一回で剥離を完了させるので時間を取らせません。

フローリングのおそうじ方法

掃除機や水拭き(雑巾・モップ掛け)というのが一般的です。

作業が必要な理由

・掃除機をかける事で、髪の毛や、ハウスダストを取り除く。
・水拭きをする事で、足の裏の皮脂汚れ、料理などの油煙が地面に付着。子供のこぼした食べかすが付着したなどをふき取る。

両方する事がベストです。どちらか一方では、汚れが残ったままの場合があります。

ワックスとは

お客様

ワックスは何のために塗るの?

沖本

フローリング表面の保護と、汚れが付着した際に取れやすくする為にワックスを塗る作業が必要となります。

・メリットは、表面に光沢をもたせる。汚れをつきにくくする。一般販売されているので、個人でワックス掛けが可能。
・デメリットは、歩くことで少しずつワックスが剥がれてくる。黒ずみの原因や黄ばみも年数とともに発生しやすくなる。

フローリングを保護でいうとコーティングという作業もあります。それには、ガラスコートやUVコート、ウレタンコートなど種類が多数あります。

メリットは、長期間、床を保護するので、ワックスがけが要らない。光沢が持続。
・デメリットは、施工金額が高くなる。メンテナンス(剥離作業や、再塗装)がしにくい。(物の落下によるひび割れや再施工する場合など)

この点は、車のワックスや、コーティングと同じように考えて頂くと通じる事が多いです。

お客様

最近はワックスを塗らなくてもいいノンワックスのフローリングもあるようですが?

沖本

ノンワックスのフローリングは、元の表面が固くなっているため、
ワックスを塗らなくても表面の保護ができるようになっています。

ただし、汚れが付かないわけではないのと、洗剤等の影響や、アルコールなど落ちたままだと変色が起こる可能性もあるので、ワックスを塗られて保護力をつけるお客様もいらっしゃいます。

黒ずみ汚れって取れるの?取れないの?

お客様

洗剤を使って、拭いても取れない黒ずみは取れますか?

沖本

ワックスが剥がれたり、汚れと合わさり黒ずみが発生してきます。
何回かワックスを塗っている場合、黒ずみも一緒に塗っていると、剥離作業をしないとすっきりしない場合が多いです。

剥離剤は、爪のネイルを落とす際に使う除光液みたいな物で、
床のワックスを落とす、強力な洗剤となります。

一般の方がチャレンジする場合、滑ったり、かがんでの手作業が増えるので、かなり重労働となります。

ワックスコーティングのススメ

弊社が使用しているワックスコーティングは、

コーティングの表面の固さとワックスのメンテナンスのしやすさを併せ持った
樹脂ワックスコーティングを使用しております。

通常のワックスと比べて耐久性も高く、剥離も容易なため、メンテナンスもしやすいです。

長期間、掃除機掛けと水拭きで済んでしまうので非常に楽になります。
油汚れなども付着しにくい。
ノンワックスのフローリングにも施工が可能。

剥離作業って大変なんです。

お客様

自分で剥離作業をする場合、気を付けないといけない事はなんですか?

沖本

まず、事前にお伝えするのが、剥離作業は大変重労働であり、清掃業者さんも剥離作業を苦手意識をもっている業者も多いです!

その上でのお話ですが、
通常の一般家庭で使う洗剤の中でも強いものになるので、
・素手で作業をしない。ゴム手袋が破れたりする事があるので、厚手の手袋を推奨。(手がシワシワになってしまいます)
・ドライバックという時間を置くとワックスがまた固まってくるので、小さい範囲で剥離を進めていく。
・家具などに剥離剤が付着すると、家具そのものを傷める可能性もあります。(事前に養生が必須です)
・剥離剤がワックスを溶かすとツルツル滑る。スケートリンクにいるような状態なので、作業は慎重に。
・床材のコンディションによって、床材が剥がれたりします。

お申込みはこちらから

ワックスを落として新規でワックスコート作業のまでの流れ

準備
水の取り込み口や、作業通路の確保。荷物があれば、避けるなどの準備が必要となります。
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養生
剥離剤は通常の洗剤と比べて強力なため、家具が膨らんで痛んでしまう事があります。
そういったトラブルを避けるために養生で覆ってしまいます。
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剥離作業
中性の増粘剝離剤を使用してワックスを溶かします。アルカリ性の剝離剤と比べると、即効性はありませんが、こちらの溶剤の特徴はフロアとフロアの隙間に入りにくくする効果と、中性の溶剤のため、フロアの劣化を抑える効果があります。

フローリングは、突き合わせてはめている為、床材が古くなると木が水を吸い込む事で、反ったり、床材の表面が剥がれたりする症状がでる事があります。使う容剤を効率の高い物を使ったり、水を浸す時間が長くなるほど、顕著になります。

ドライバックしないようにするために、剥離剤に添加剤を混ぜて作業を進めます。
頑固なワックスも特殊なステンレスブラシやパッドを使用するため、一回の剥離剤で根こそぎワックスを除去します。
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乾燥
剥離剤を機械で吸い取り、その後、フローリングを中和剤をいれた水でもう一度洗浄。
フローリングがPH値がアルカリに寄りすぎると、ワックスコートが定着がしにくくなります。

空気を入れ替えて乾燥させます。
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ワックスコート塗布
下地用コート剤とトップコート剤を重ねて塗っていくことで、
フローリング表面に適度な硬化が得られます。

油汚れが付着しにくいコート剤のため、

ただ表面が固いだけではなく、のちのちお客様がおそうじがしやすいように
時間価値を考えたワックスコートとなります。
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